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タイトルは仮称・中身も仮設・勢い先行でもとりあえずやってみよう
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A列車で行こう9でテクスチャ変更を行うには、TexModを利用してtgaファイルを扱う方法とA9codec+Spats!!を用いてddsファイルを扱う方法の2通りがありますが、特にこのddsファイルというものは、普段の生活でお目にかかることも取り扱うこともほぼほぼ無い形式であるため、いざテクスチャ変更のために塗り替えを行ううえで事前調査がかなりのウェートを占め非常に手間取りました。
よって将来、何らかの理由でテクスチャ変更作業の時間がかなり空いた場合など、きっと自分が過去に行ったddsファイルの取扱い方などすっからかん忘れている可能性が十分に考えられるため、この場にて記録を残しておくことにしました。
主に自分用の記録となりますが、もしかしたら今後新規にテクスチャ変更を行う方々の参考になるかもしれませんし、その場合は是非有効に活用してみてください。
ddsというファイル形式自体が普段の生活において圧倒的レアキャラであるがゆえに、デフォルトでddsファイル対応の画像編集ソフトは意外と少ない。有料であればやはりAdobe社のPhotoshopがベストか。
当方も無料ソフトを網羅しているわけでは無いが、こういった画像編集における有名どころとして名高いであろうGIMPは、プラグインを入れることでddsファイルの読み書きに対応可との情報を得た。
その他、当方が導入したPaint.netという画像編集ソフトは、デフォルトでddsファイルに対応している。
→Paint.netのダウンロードページ
・・・が、A列車で行こう9のテクスチャの場合、どういう基準かは分からないがddsファイルを読み込んでも半数以上は描写の大半が透明に書き換わってしまうため、後述する回避策を取る必要がある。
例えば当方がかれこれ10年ほど前より愛用していたPixiaという画像編集ソフト(ver4.80)では、tgaファイルはデフォルトで対応しているもののddsファイルには非対応。そしてtgaファイルに関しても「対応している」とはいえアルファチャンネルは保持できない。
ただしその分ソフト自体の使い勝手は直感的なUIで使いやすいと思う。
→Pixiaのページへ
また前述の通り、Paint.netでも半数以上のddsファイルが事実上まともに扱えない。
「画像編集ソフト」としては、Pixiaと比べて機能面でもUIでも一長一短だと感じたので、それぞれの足りない部分を補い合う感じで併用すれば良いかも?
ひとまずddsファイルの透明化(?)回避策として、まずはddsファイルをビットマップ形式で書き出し、それをPixiaやPaint.netで編集してから再度ddsファイルに戻す方法がある。手間はかかるが確実に編集が出来るのでストレスは貯まらずに済む。
この一連の作業のために、画像編集ソフト以外で必要なフリーソフトはDXTBmpと呼ばれるもの。何気にこのソフト、Pixiaでtgaファイルを編集した後、アルファチャンネルを保持した形でtgaファイルの保存が出来ないPixiaの代わりにtgaファイルとアルファチャンネルを結合してくれる優れものでもある。
→DXTBmpのページへ
※ページが英語だらけだが、落ち着いてページ最下部のDownloadリンクからダウンロードすれば良し。
DXTBmp自体は画像編集ソフトではないので詳細は割愛するが、左側に大きく表示されるのがメイン画像・そして右上に小さく表示されるのがメイン画像のアルファチャンネル、と覚えておけばよい。
そのそれぞれでSend to Editorをクリックすれば、パソコンにインストールされているペイントソフトなどでBMPファイルとして編集できるようになる。
BMPファイルで編集が終わったら、再度DXTBmpにデータを戻して(必要に応じてアルファチャンネルを結合し)File→Save asで保存形式を選択して保存すれば完成。
編集作業だけでも一癖二癖あるddsファイルだが、これを保存する場合もまた一筋縄ではいかない。
例えばこちらをご覧いただこう。
こちらは先日テクスチャ作成を行った江ノ電2000形風テクスチャ作成時の1コマであるが、よく見ると縁など細部が滲んでしまっている。
これの理由は「ddsファイルには複数の種類が存在する」からであり、適切な種類を選択しないとこのように細部が潰れたり滲んでしまったりするようだ。
ネット検索で調べてみると「DXT3やDXT5で保存しましょう」「アルファチャンネルが無い場合はDX1で十分」みたいな結果が得られるが、A列車で行こう9のテクスチャ塗り替えにおいてはあまり正しくない情報の模様。
実際、先ほどの細部が滲んでしまっている画像は「DXT5」で保存した場合のものなので。
では数ある種類の中から、いったいどの種類のddsファイルで保存すれば滲みなどが目立たなくなるか・・・だが、結論から言えば「DDS 888-8 32bit」を選択して保存すれば綺麗なテクスチャとして保存することができた。
はっきりいってなぜこれだと綺麗な状態で保存できるのか・ネット上で見られる「DXT5」形式だと細部が潰れて滲んでしまうのか、そこまでの理由は分からないけれども、分からなくとも綺麗な状態で保存できるのだから今後どんどん活用していく所存。
ちなみにアルファチャンネルが必要ないファイル、例えば窓の反射ファイルの場合、この場合はわざわざDXTBmpを経由させて保存する必要はなく、Paint.netで直接ddsファイルとして保存すればよい。
その場合の設定は、やはりDXTBmpと同じく様々な種類が並んでいるものの、とりあえず「A8R8G8B8」を選択して保存しておけば細部の滲みなどが無く綺麗に保存された。
今回の記事は「将来の自分用」という側面が大きいため、走り書きに近い必要最低限の情報だけだったかもしれません。
そもそも使用する画像編集ソフト自体、人それぞれ違うでしょうからね。
各々が自分にとって作業しやすい環境を模索する中で、もし当方と同じ編集環境を用意することとなった方の手助けに少しでもなれれば幸いです。
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