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タイトルは仮称・中身も仮設・勢い先行でもとりあえずやってみよう

アイス狂騒曲

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神埜地方OVA-01 編集後記その5

例によってのテンプレから。

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は2:27~2:40付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【2:40~2:49】
映像の切り替え(1回目)を経て、縦川駅へ進入するシーンです。
実はここが1.5回目の映像切り替えポイントです。

・・・1.5回目ってどういうことだい?
そう思われた方・・・が何人いるか調べ始めたら涙がちょちょぎれる惨状しか思い浮かばない(←)ので一方的に解説に入りましょう。


だいたい2:41付近の映像です。
よおおおおおおおおおくご覧頂ければこの1コマでも判別できるのですが、


白線の左右で別のキャプチャ映像を使っています(ぉ
これは神埜城方面の電車(手前6両)と東雲島方面の電車(奥4両)が分割した(ようにみせかける)事を表現するためですね。

手前6両はきちんと駅を発車して動いているのを明確に示しつつ、奥4両はギリギリまで動かさずに・それでいて途中からはちゃんと動いていることを(ある程度手軽に)表現するためには、やまぢにはこの方法しか思いつきませんでした。

とはいえ、描画距離を16段階中最低ランク付近まで下げないと満足に動かないCPUです。
プレビューモードならともかく、動画キャプチャだと明確に「カクつき」が発生します。


その結果がこれだよ!

編集時に2つの映像を並べて再生するとはっきり分かりましたが、30fps設定で0.5倍速撮影したものを2倍速にしても、映像の「飛ぶ」タイミングが微妙に違うのです。
ただ普通に再生して見ている分には、ほとんどの人間の動体視力では気づかないレベルだと判断したのでこのまま動画化・公開しました。

1フレームずつ再生/停止ボタンを連打して重箱の隅を突く事に快感を見出している某集団(←)の事も考慮に入れないないわけではなかったのですが、少なくとも現状では例え考慮していても杞憂に終わった結果と言えるでしょう。

そんなこんなでBGM「フーファイ」が終わるタイミングと同時に縦川駅に無事到着。


【2:49~2:50】
ここから先、次の通過駅である「下縦川」駅以降は新マップ「神威マップ」へと入っていくわけで、その直近の停車駅であるこのタイミングで次のBGMへと繋いでいます。

2曲以上のBGMを切り替える場合
  • マップの切り替わりでBGMを切り替える
  • プレビューモード←→前面展望モードの切り替わりでBGMを切り替える
  • そんなの関係ねぇ!の精神で途中だろうがなんだろうがお構いなく切り替える
こういった様々な手法が考えられるわけですが、あくまでも私の場合・そしてこのOVA-01の場合は「電車が止まるタイミング」と「曲の中で構成が変わるタイミング(曲の終了も含む)」を可能な範囲で同期させたい、と思っていましたので、このシーンでの切り替えになりました。
そのために1:53~2:03付近で同じ映像をループさせて時間を稼いだりもしたわけです。

また、ここでの選曲もちょっとした考えがあります。

そもそも前半のBGMである「フーファイ」は以前の記事でもお話した通り
実は神埜VOL.0003動画(ニコニコ動画版)の、恋中海峡大橋に関するCMでこのBGMを使っていました。
このように一種の「過去との対比」・・・とまで言うと大げさかもしれませんが、v1時代の動画を意識しての選曲でした。
そして神埜VOL.0003動画(YouTube版)ではCMの内容を少し変えてあり、そこで使っていたBGMは同じくB-DASHの「子供心」という曲でした。
ならば今回・OVA-01の後半で使うBGMはやっぱり「子供心」だろう・・・

・・・と私も最初は考えていました。


ちょっとここからは蛇足的なお話になるのですが。

前半のBGMである「フーファイ」はDmaj7からスタートしDmaj7で終わる曲でして、イントロとAメロはずっとDmaj7とCmaj7のコードだけで構成されています・・・多分(ぉぃ
で、この「maj7(メジャーセブンス)」(あるいは単純に「7(セブンス)」)コードというのは非常に特徴的な響きのコードになります。

通常のメジャーコードが「明るい・前向きな感じ」のコード、マイナーコードが「暗い・どんよりとした感じ」のコード・・・みたいな喩え方をするコードだとすると、セブンスコードというのは「ちょっとお洒落な/切ない/儚い」みたいな喩え方をされるコードだと思います。
※感じ方には個人差があります。
※セブンスコードが多用される有名な曲は恐らく「ジムノペディ」などでしょうか。


基本的に明るいJ-POPなんかで使われるコードは大半が「普通」のメジャーコード・ところどころにアクセントとしてマイナーコードやセブンスコードが含まれる程度ですが、この「フーファイ」はむしろそういった「普通」のメジャーコードがサビまで出てこない事に私は注目しました。
ちょうど天候の設定も「雨」にしていましたしね(←これは「後付け」の理由w)
※上述した意味での「普通」じゃないコードとして、別のコードにsus4(サスフォー)などがありますが、この曲では出てこない(はずな)ので省略
※実はサビでもセブンスコードが恐らく一部に使われていますが、あくまでも「一部」なのでこれまた省略



微妙に話が逸れたので軌道修正。

OVA-01では途中でプレビューモードを一切挟まず、一貫して連続性を保った映像にすることを目標として掲げていたので、BGMについても途中で曲が変わるのは尺の都合上仕方ないにせよ、曲の雰囲気がガラッと変わってしまうのは避けたい・・・と思っていました。
そんな中、後半の曲として当初考えていた「子供心」のイントロは・・・

D→E→A
※雑な耳コピなので間違っている可能性があります。

モロにメジャーコードだけじゃねぇか!!
それも凄く「安定感」のあるコード進行じゃねぇか!!!!!
※「安定感」云々については感じ方に個人差があります。

たしかに「フーファイ」も「子供心」も、どちらも元となっているコードは「D」で共通しているのですが、Dmaj7で終わった直後にDのメジャーコードでスタートするのは連続性という観点から言えば大きく逸脱している。
むしろ曲が切り替わるタイミングで雰囲気が完全にリセットされてしまう。


そう考えて自分の選曲にあるB-DASHの曲の中で、曲の雰囲気が「フーファイ」から大きく逸脱しない曲はないか・・・と探した結果、しっくり来たのが実際の後半で使用した「LON」という曲でした。
この曲はイントロが偶然にも「フーファイ」と同じDmaj7から始まり、その後もDmaj7→E→C#m7→F#m7とセブンスコードのオンパレードでして、我ながら「これこれこれ!捜し求めていたのはこれだよ!」と一人興奮したぐらいです(ぉぃ
※ちなみに動画投稿後、不安になって楽器屋の楽譜コーナーへ カンニング 確認しにいったらDmaj7の替わりにBm7(9)が使われている箇所があったり、もう何がなんだか(ry


そんな感じで大抜擢となった後半の曲「LON」。
これが某アイスバカの手によってこの後めちゃくちゃに改造されるわけです(ぉ

そのあたり、2:50~の話を次回。→次々回へと順延になりました(ぉぃ

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