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タイトルは仮称・中身も仮設・勢い先行でもとりあえずやってみよう

アイス狂騒曲

神埜地方OVA-01 編集後記その9

A9v3発売後初めての週末はいかがお過ごしだったでしょうか。
こちらはそんな事お構い無しに、編集後記ネタのラストスパートに精を出します(((

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は4:07~4:46付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【4:46~5:17】
「映像と歌詞のリンク」の部分です。
1番のサビを半分にした理由の1つですね。

歌詞については1番と同じなので以前の記事をご覧いただくとして、4:52付近の「すれ違いを~」の部分で対向の直通特急とすれ違い、5:00付近の「近づくよ~」で対向の阪神車が近づいてくるように直前のトンネル部分で調整を加えました。
2番の調整は1番の調整の時(上述「以前の記事」参照)に比べてかなり余裕があり楽でした。

その後、5:11付近「きっと二人は結ばれる~」のところがエンドクレジットで出した問題「パノラマスーパーはどこに映っていたでしょう?」の答えとなります。


ここ。
はっきり言って、OVA-02を見ていなければ数回見直してみてようやく分かるレベルだと思います。
それが狙いなんだがな!

OVA-01とOVA-02は「1つの列車を2つの視点で見る」ことをテーマとしているので、片方だけでなく両方見てもらいたい。
尚且つ、OVA-01を見たあとOVA-02を見て終わりー・・・ではなく、そこからもう一度OVA-01を見てもらいたい。

そう考えて、両方の動画を見比べるための口実を極力自然な形で盛り込もう・・・と考えた結果がこの仕掛けでした。
と言うことは、OVA-02をご覧いただいた方はOVA-03がどの列車にターゲットをあてた動画となるのか予想出来ますよね!?ね!?(ぉ

そんなこんなで2番Bメロが終わるタイミングで神威マップの中心駅「神威楽園」駅に到着。


【5:17~6:04】
2番Bメロから一旦1番サビ前半へと戻り・・・なんて説明をしている間に慌しく発車。
これは純粋にダイヤの都合です(ぉ

あまりにも慌しすぎるので、映像ループで時間を稼ぐ事も考えたのですが・・・
右前方の道路橋をよく見るとバスが奥に向かって走っており、バスが視界から消える前に列車が発車してしまうダイヤ(から変更できなかった)故、どうにもなりませんでした(白目)

ちなみに5:32付近の「~打ち上げる想い(モイ!)」の直後で1番のサビ(前半)から2番のサビ(前半)へと繋いでいます。

ここから先はひたすら右前方のE233(京浜東北線)を追いかけ続ける映像です。
ちょうどサビの歌詞が
友達を越え 恋人を越えて 愛の花火 打ち上げる想い
といったものになっているので良かったのではないでしょうか(棒

なお直通特急やめばちこさん謹製の京急2100形などが走っている方の路線は自力でダイヤを組みましたが、京浜東北線が走っている方の路線はダイヤ神ことLoasさんに発注しました
いや、発注です(ぉ

つまり、この映像でのダイヤは実はLoasさんの仮組み状態でして、各駅停車が一切走っていません←
あのダイヤ神の「仮組み状態のダイヤ」が見られるプレミアムな機会なんて、後にも先にも神埜OVA-01&02だけかもよ!!!!

「なんでダイヤを発注したのか」とか「どんなダイヤを発注しているのか」などは書き出すと長くなるので割愛(((


【6:04~6:30】
エンドクレジットの部分です。
実はここにも致命的な誤植があります(白目)
OVA-01とOVA-02は1つの列車(中略)なので、両方でOP・ED・ニコ動版のサムネイルを統一させることは前もって決めていました。
なので天候はOVA-01に合わせて雨、見せ方はOVA-02に合わせてプレビューモードとなっています。

そして最後にデデーン!と登場するのがあのヨドバシ浮遊駅
ここまで来て「A9v3発売前に先出しするのは不可能だって言ってなかった?」と思われた方。
そのとおりです。私も当初はそう考えていました。

ところが。
v3発売→A9LandOperationToolが使えなくなったらどうしよう?=その前に山の移植を終わらせなきゃ!!との思いから、発注していたダイヤ作成を一旦止めていただいてついでに建物も一心不乱に植え続けているうちに

・・・あれ?
元々JRっぽい路線の方の動画を作ろうとしてダイヤを発注したけど、これ山の移植と建物さえ植え終えれば私鉄っぽい路線(=今回の路線)の方なら動画作れるじゃん。
そしたらこのヨドバシ浮遊駅も世に公開できるじゃん。

このことに気づいてしまったのです(ぉ
じゃあ動画にするしかないよね!

そんなノリで一気にOVA-01&02は完成したのでした。めでたしめでたし。


以上、全9回に渡ってOVA-01の編集後記をお送りしてきました。
最後はもの凄い駆け足になりましたが、話数が桁1つ繰り上がる前に終えれた(?)ので良しとしましょう。
そしてこれを機にまだご覧になってない方は懐かしき2:1モードの動画を是非ご覧あれ。


ではまた次回ぐらいから、今度はOVA-02の方の編集後記をのらりくらりお送りしていきます←

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神埜地方OVA-01 編集後記その8

ついにA9v3が発売されましたね。
しかし今月中に購入予定すらない(購入しても現状では何もやることがない)人間なので、今宵もマイペースに編集後記ネタをお送りします(((

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は3:12~4:07付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【4:07~4:15】
小岩井電鉄と魅上電車の境界駅である「紙村坂下」駅の停車シーン。
対向でやってくる阪神の車両は急行ですが、当駅から先・東方向の終点(OVA-01&02の最後に出てくる「樂都大路」駅から1駅だけ延びている支線の駅)までは各駅に停車しています。
直通特急じゃない阪神の特急も三宮以西は各駅に停車ですし
なおトンネル突入後・すれ違った阪神車の後ろには衝突判定ギリギリのレベルでめばちこさん謹製の京急2100形が迫っているのですが、如何せんトンネルなのでその姿を見ることが出来ません。
OVA-02では視界の隅(4:16付近の映像右下付近)で捉える事が出来るんですけどね。


【4:15~4:30】
ここから1番サビの後ろ半分が始まり、それと同時に峠越えの区間に入ります。
この部分も歌詞と映像のリンクを多少は意識しており、
友達を越え 恋人を越えて 愛の花火 打ち上げる想い(×2)
このように歌詞内に「越え」「打ち上げる」など上に向かった表現が含まれていることと、列車自体も峠を「越え」ていくシーンであることを掛けています。
なぜ前半分をカットしたかと言えば、もうこれは見ていただければ一発でお分かりの通り、峠を越えていくシーンで必要となった尺がサビのちょうど半分で済んだから(ぉぃ
なので峠を上りきって「北乃山」駅へ差し掛かる4:30付近ですんなり2番Aメロへ突入しやすい(カットしやすい)ように1番サビの後ろ半分だけを使いました。


【4:30~4:46】
峠を越えた直通特急は急な右カーブを経て「北乃山」駅を通過し、今度は一転して山下りの区間へと入ります。

少しだけ話を脱線させますが。
  • マップ名が通称「作り直しマップ」こと「神威マップ」
  • 神威マップの中心駅が「神威楽園」駅
  • そしてOVA-01&02での終点駅名が「樂都大路」
このあたりで元ネタはお分かりになられたでしょうか?

元ネタ:がくっぽいど

初音ミク・鏡音リン/レン・巡音ルカにちなんだA列車の動画(マップ)が存在している中、神威がくぽ(がくっぽいど)を元ネタにした動画(マップ)はv1時点(=作り直し「前」のマップ制作時点)で存在していなかった。
そして「神威がくぽ」には「神」と言う字が含まれている。
(→アホの1つ覚えの如く駅名に「神」をつける謎な自主縛りの最後に相応しいw)

こういった理由から、当初は中心駅名を「神威」駅としていたのですが。

某アイスバカがなかなかダイヤを組むことが出来ず、マップそのものを作り直したりなんやかんやしているうちに「神威」を名乗る駅名・地名の登場する動画が(やまぢが把握している限りで)2つ出てきてしまったので、さすがに3番煎じはやめておきましょう・・・との考えから後ろに「楽園」をつけました。

あくまでも「神威学園」ではなく「神威楽園」です。
マップを作った本人も途中まで勘違いしていましたが間違えないよーに!
テストに出ます!!←

ちなみに漢字表記は間違いに気づいて大慌てで直しましたが、ローマ字表記の方は間違いに気づかず間違えたまま公開しています(白目
※本来は「Camui」表記ですがOVA-01&02動画では「Kamui」になっています。


では話を元に戻して。。。

「北乃山」駅は「カムイ」繋がりで北乃カムイ(公式サイトニコニコニュース)から名を拝借しました。
ちなみにこの「北乃山」駅と川(谷)を隔てた反対側にある別会社の駅へ「北乃神威」と名づけています。
詳しくはかなーり昔の記事に貼り付けた画像の中央付近をご覧下さい(ぉ

そんな「北乃山」駅から山を下って辿りついた駅が「廿楽坂(つづらざか)」駅。
こちらも以前記事にしましたね。
OVA-01は前面展望版なので肝心のヘアピンカーブが見えませんが、OVA-02ではそれを何としてでも見せるべくわざわざ天候を晴れに切り替えました(キリッ
この駅は車庫併設駅なのですが、直通特急も京急2100形も入出庫時以外全力で通過します←

この直後から2番Bメロ・つまり「歌詞と映像のリンク」がまた始まるのですが、今日もだいぶ長文になったので次回に持ち越し(((

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神埜地方OVA-01 編集後記その7

A9v3発売前夜ですが、当blogは平常運行でまいります←
このペースだと確実にOVA-01の編集後記ネタだけで今月が終わってしまう(((

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は2:50~3:12付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【3:12~3:28】
数日前から焦らしていたBGM大改造の部分です。
この部分は原曲には存在しません。
ここはアウトロを切り貼りして捻出した独自パートになります。

そもそも後半のBGM全体をどのように改造したかと申しますと

イントロ

アウトロ3/4

アウトロ3/16

アウトロ1/16

1番Aメロ・Bメロ

1番サビ前半カット(後半のみ)

2番Aメロ・Bメロ

1番サビ後半カット(前半のみ)

2番サビ前半・後半

アウトロ

前半のBGMであったフーファイとは違い、こちらは歌詞が概ねちゃんとした日本語になっているので「各パートの切れ目と映像の切れ目」だけでなく「歌詞と映像のリンク」も念頭において、このような構成に変更しています。
そのあたりを実際に見ていきましょう。


【3:28~3:44】
ここから1番Aメロがスタートするわけですが、この部分の歌詞は次のようになっています。
愛の真下 気づくのに 今はまだ 未完のロンリー 恋の真下 知ったロンリー 愛の真上目指すのみ
微妙に韻を踏んでいたり、そもそも「適当めちゃくちゃ語アドリブ」じゃないのでB-DASHらしくなかったり(笑)
色々と面白い(funnyではなくinterest)歌詞です。

ということを踏まえて「歌詞と映像のリンク」の話。
歌詞自体が微妙に韻を踏んでいるので、それにほんのり合わせて(←あくまでも「ほんのり」)画面下部・スクロール部分の表示をリンクさせています。
  • 愛の真 → 次は 紙村坂
  • 未完のロンリー → Change to the Mikami Main Line
  • 恋の真 → 次は 紙村坂
  • 知ったロンリー → Next -> Shimura-Sakashita
  • 愛の真目指すのみ → 本線 乗り換え
少々・・・どころかいくらなんでもちょっと強引すぎじゃねーの?と思われる部分もあるでしょうが、少なくとも作者としてはこれらを狙って表示させるためにイントロと1番Aメロの間に独自パートをねじ込んだわけです。

もちろん、以前お話した理由でスクロール部分の「次は○○」表示を1.9秒に決めうちしたため、厳密には曲のBPMと合わず曲が進むにつれてズレが生じていくのですががが(


【3:44~4:07】
前述の部分が「1番とAメロの間に独自パートをねじ込んだ」理由とすれば、「1番サビの前半をカットした」理由の1つはBメロがスタートするここでの調整がギリギリ達成できたからとなります。
Bメロの歌詞は次のとおりです。
伝えたいことがうまく言えず(すれ違いを) 互いの胸打ち明けられぬまま(近づくよ)
最初にBGMも映像も無編集の状態で両方を同時に流してみたとき、直感的に思った事がありまして。

これ上手くBGMを調整すれば、1番も2番も“すれ違いを~”のタイミングで直通特急同士をすれ違わせることが出来るんじゃね?
ついでに“近づくよ~”部分も直通特急の次に画面上に現れる列車と重ねられるんじゃね?

この直感を頼りにBGMの改造へと走りました(ぉ
結果として、1番は3:50付近で直通特急が視界から消える直前で何とか「すれ違いを~」が間に合い、続いて3:58付近でかつての京王線調布駅を彷彿させる同時進入部分で「近づくよ~」を重ねることが出来まし・・・た?←
ぶっちゃけ2番に比べると1番は色々と余裕がありません(白目

これらの直後、3:59~4:02付近の「きっと二人は結ばれる」も京急新1000形同士が離合するのと掛けてはいるのですが、これはどちらかと言えば後付の理由でしょう。


というわけで、駆け足なのかノンビリなのか分からないペースで小岩井電鉄と魅上電車の境界駅である「紙村坂下」駅までたどり着きました。
キリがいいので続きは次回にしましょう(((

機会があればこの付近の駅名に関する元ネタとかも紹介していきたいですね?

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神埜地方OVA-01 編集後記その6

そろそろこのテンプレから始まる形も飽き飽きしてきた頃合でしょうか(ぇ

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は2:40~2:50付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【2:50~3:12】
フーファイからLONに変わり、最初の4小節が終わったタイミングで電車が発車します。
そして3:00~3:02の間が2.5回目・最後の映像切り替えポイントです。
ここで神埜マップ(縦川駅地下2階)から神威マップへと切り替えています。
つまり縦川駅の次駅である下縦川駅付近は両方のマップに存在するという事です(ぉ

そしてこの為に神埜マップの山の形(標高データ)をA9LandOperationToolを使って1メッシュずつ割り出し、その値を神威マップでこれまた1メッシュずつ手入力して再現しました。
我ながらアホな事をやったもんだと思います(棒
以前ちょっとだけお見せした謎の数字の配列はこの標高データの極々一部だったわけです。
あれから半年かけてようやく山の移植が終わった時には魂が抜けるかと思いました←

そんなこんなでトンネルを抜けた3:10付近から、本格的に神威マップの風景が広がっていくわけですが・・・

3:12からがBGMをめちゃくちゃに改造した場所です。
いやもちろん作者なりに「考えがあってのこと」ではあるのですが。
そのあたりの話は次回に順延(ぉぃ

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神埜地方OVA-01 編集後記その5

例によってのテンプレから。

【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【ニコニコ動画】
【A列車で行こう9】A列車の車窓から~神埜地方ver1.9~ OVA-01【YouTube】

前回は2:27~2:40付近までを振り返りました。
今回はその続きからです。


【2:40~2:49】
映像の切り替え(1回目)を経て、縦川駅へ進入するシーンです。
実はここが1.5回目の映像切り替えポイントです。

・・・1.5回目ってどういうことだい?
そう思われた方・・・が何人いるか調べ始めたら涙がちょちょぎれる惨状しか思い浮かばない(←)ので一方的に解説に入りましょう。


だいたい2:41付近の映像です。
よおおおおおおおおおくご覧頂ければこの1コマでも判別できるのですが、


白線の左右で別のキャプチャ映像を使っています(ぉ
これは神埜城方面の電車(手前6両)と東雲島方面の電車(奥4両)が分割した(ようにみせかける)事を表現するためですね。

手前6両はきちんと駅を発車して動いているのを明確に示しつつ、奥4両はギリギリまで動かさずに・それでいて途中からはちゃんと動いていることを(ある程度手軽に)表現するためには、やまぢにはこの方法しか思いつきませんでした。

とはいえ、描画距離を16段階中最低ランク付近まで下げないと満足に動かないCPUです。
プレビューモードならともかく、動画キャプチャだと明確に「カクつき」が発生します。


その結果がこれだよ!

編集時に2つの映像を並べて再生するとはっきり分かりましたが、30fps設定で0.5倍速撮影したものを2倍速にしても、映像の「飛ぶ」タイミングが微妙に違うのです。
ただ普通に再生して見ている分には、ほとんどの人間の動体視力では気づかないレベルだと判断したのでこのまま動画化・公開しました。

1フレームずつ再生/停止ボタンを連打して重箱の隅を突く事に快感を見出している某集団(←)の事も考慮に入れないないわけではなかったのですが、少なくとも現状では例え考慮していても杞憂に終わった結果と言えるでしょう。

そんなこんなでBGM「フーファイ」が終わるタイミングと同時に縦川駅に無事到着。


【2:49~2:50】
ここから先、次の通過駅である「下縦川」駅以降は新マップ「神威マップ」へと入っていくわけで、その直近の停車駅であるこのタイミングで次のBGMへと繋いでいます。

2曲以上のBGMを切り替える場合
  • マップの切り替わりでBGMを切り替える
  • プレビューモード←→前面展望モードの切り替わりでBGMを切り替える
  • そんなの関係ねぇ!の精神で途中だろうがなんだろうがお構いなく切り替える
こういった様々な手法が考えられるわけですが、あくまでも私の場合・そしてこのOVA-01の場合は「電車が止まるタイミング」と「曲の中で構成が変わるタイミング(曲の終了も含む)」を可能な範囲で同期させたい、と思っていましたので、このシーンでの切り替えになりました。
そのために1:53~2:03付近で同じ映像をループさせて時間を稼いだりもしたわけです。

また、ここでの選曲もちょっとした考えがあります。

そもそも前半のBGMである「フーファイ」は以前の記事でもお話した通り
実は神埜VOL.0003動画(ニコニコ動画版)の、恋中海峡大橋に関するCMでこのBGMを使っていました。
このように一種の「過去との対比」・・・とまで言うと大げさかもしれませんが、v1時代の動画を意識しての選曲でした。
そして神埜VOL.0003動画(YouTube版)ではCMの内容を少し変えてあり、そこで使っていたBGMは同じくB-DASHの「子供心」という曲でした。
ならば今回・OVA-01の後半で使うBGMはやっぱり「子供心」だろう・・・

・・・と私も最初は考えていました。


ちょっとここからは蛇足的なお話になるのですが。

前半のBGMである「フーファイ」はDmaj7からスタートしDmaj7で終わる曲でして、イントロとAメロはずっとDmaj7とCmaj7のコードだけで構成されています・・・多分(ぉぃ
で、この「maj7(メジャーセブンス)」(あるいは単純に「7(セブンス)」)コードというのは非常に特徴的な響きのコードになります。

通常のメジャーコードが「明るい・前向きな感じ」のコード、マイナーコードが「暗い・どんよりとした感じ」のコード・・・みたいな喩え方をするコードだとすると、セブンスコードというのは「ちょっとお洒落な/切ない/儚い」みたいな喩え方をされるコードだと思います。
※感じ方には個人差があります。
※セブンスコードが多用される有名な曲は恐らく「ジムノペディ」などでしょうか。


基本的に明るいJ-POPなんかで使われるコードは大半が「普通」のメジャーコード・ところどころにアクセントとしてマイナーコードやセブンスコードが含まれる程度ですが、この「フーファイ」はむしろそういった「普通」のメジャーコードがサビまで出てこない事に私は注目しました。
ちょうど天候の設定も「雨」にしていましたしね(←これは「後付け」の理由w)
※上述した意味での「普通」じゃないコードとして、別のコードにsus4(サスフォー)などがありますが、この曲では出てこない(はずな)ので省略
※実はサビでもセブンスコードが恐らく一部に使われていますが、あくまでも「一部」なのでこれまた省略



微妙に話が逸れたので軌道修正。

OVA-01では途中でプレビューモードを一切挟まず、一貫して連続性を保った映像にすることを目標として掲げていたので、BGMについても途中で曲が変わるのは尺の都合上仕方ないにせよ、曲の雰囲気がガラッと変わってしまうのは避けたい・・・と思っていました。
そんな中、後半の曲として当初考えていた「子供心」のイントロは・・・

D→E→A
※雑な耳コピなので間違っている可能性があります。

モロにメジャーコードだけじゃねぇか!!
それも凄く「安定感」のあるコード進行じゃねぇか!!!!!
※「安定感」云々については感じ方に個人差があります。

たしかに「フーファイ」も「子供心」も、どちらも元となっているコードは「D」で共通しているのですが、Dmaj7で終わった直後にDのメジャーコードでスタートするのは連続性という観点から言えば大きく逸脱している。
むしろ曲が切り替わるタイミングで雰囲気が完全にリセットされてしまう。


そう考えて自分の選曲にあるB-DASHの曲の中で、曲の雰囲気が「フーファイ」から大きく逸脱しない曲はないか・・・と探した結果、しっくり来たのが実際の後半で使用した「LON」という曲でした。
この曲はイントロが偶然にも「フーファイ」と同じDmaj7から始まり、その後もDmaj7→E→C#m7→F#m7とセブンスコードのオンパレードでして、我ながら「これこれこれ!捜し求めていたのはこれだよ!」と一人興奮したぐらいです(ぉぃ
※ちなみに動画投稿後、不安になって楽器屋の楽譜コーナーへ カンニング 確認しにいったらDmaj7の替わりにBm7(9)が使われている箇所があったり、もう何がなんだか(ry


そんな感じで大抜擢となった後半の曲「LON」。
これが某アイスバカの手によってこの後めちゃくちゃに改造されるわけです(ぉ

そのあたり、2:50~の話を次回。→次々回へと順延になりました(ぉぃ

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